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2013年02月18日(Mon) 【概念の誤認における欲望の因果律】 付加価値。 世の中付加価値で溢れてる。 たとえば、しまむらの服は安い。けれどそこらへんのブランドの服はアホみたいに高い。 Tシャツなんかでも、平気で5倍くらい高い。 デザインの質や、材質もあるかも しれないけれど、差がですぎ。 これはブランドによる付加価値。 普通の野球ボールだって メジャーリーガーがサインすれば 価値は何倍にもあがる。 流行のものだって今は高いけれど 少したてば半額以下になる。 この、物の値段プラスアルファの部分はおそらく自分たちのステータスを上げるための値段だろう。 ブランドの服を着ているステータス、珍しいボールをもっているというステータス、流行にのっかってますよというステータス。 つまり私たちは物と同時にステータスを購入している。 ステータスが無い物は、欲しい人が少ないので必然的に値段は下がる。 人間はステータスに敏感で、 ステータスを欲しがる生き物。 ブランド、新品、サイン付き、限定品、プレミアム、希少、流行品、処女、、、、 などなど、どれも人気である。 そこで僕は考えた。 僕もステータス品になれば人気がでるのでは無いだろうか。 つまり、僕と一緒にいる事で、その人のステータスが上がれば、僕はおのずと人気者になれるのではないだろうか。 絶対そうである。いやそうだ。 俺こいつと友達なんだぜ～。すごいだろ？ えー！すごーい！いいなぁ！ てきな会話がされてしまうのでは ないでしょうか。こうなれば完璧。 では、どうすればいいのでしょうか。人のステータスを上げることのできる人間になるためには、やはり自分のステータスをあげなければいけない。では、どのようにステータスをあげるのでしょうか。 ブランド品を買いあさる？ ノンノン。 希少な物をたくさん持つ？ ノンノン。 性転換手術をして処女になる？ ノーンノン。 テレビにでて爆笑をとる？ お、これはなかなかいいんでね？ けれど、テレビは厳しい。 出れるとしても、あの夕方にやってる、ニュース番組のほまれっていうハゲのおっさんにインタビューされるくらいだろう。そんなのではステータスはあがらん！帰れ！ほまれ！ 何かしらの競技で全国大会出場を達成し、ヒーローになる？ これもいいんでね？ けれど、今から全国大会出場となると競技人口の多い王道の競技は厳しい。さらに、個人戦でなければ他の奴にステータスをもっていかれるやもしれない。 まとめると、競技人口が少なく、個人戦の競技。 ・・・・・、決まった。 高飛び込みだ！ 聞いたことありますか？ 「なんのスポーツやってるんですか？」 「んー俺は高飛び込みかな」 聞いたことありますか？ 「うわー！いい体してますね！何部ですかぁ？」 「高飛び込み部」 聞いたことないですよね？ つまり競技人口はかなり少なくはずっ！ 絶対的ステータス。 「え？なにそれ⁉」って絶対聞き直されるだろうな。 高飛び込みってだけでもはや大きなステータス。 これで、全国いった日にゃあ、もうすごい事になるはずだ。 とりあえず、どんな競技か調べてみる。教えてグーグル先生。 、、、、。すんごい。 屈強な男がクルクル回って、ザパーンって飛び込んでやがる。 演技めっちゃ綺麗。空中の美学。 すんごい。 これは無理やな。 ブーメランパンツやし。 てか、高飛び込み部って絶対モテんやろ。マイナーすぎるやろ。 ほぼ全裸やし厳しいな。 夢半ばにして散る。 あれやで、 結局人間中身やで。 ステータスなんて外見さっっ ははっっ。 俺はしまむら大好きなんじゃ！ みんな！しまむらいこうぜ‼ 14:43 ｺﾒﾝﾄ(0) [ｺﾒﾝﾄを書く] 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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